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EVO

タブレット/スマートフォン用アプリで工具をスマートに管理

ドイツの産業用ソフトウェア・メーカーEVOは、モバイル・アプリEVOtools Mobileの日本語版の提供を始めました。EVOtools Mobileは、インダストリー4.0とも呼ばれる生産のデジタル化の基本要素です。これをドイツから日本にお届けします。

タブレット/スマートフォン用アプリで工具をスマートに管理
EVOtools Mobileをスマートフォンで

EVOtools Mobileアプリなら、タブレットやスマートフォンを使って、工具や工具パッケージにマーキングされたバーコードを認識することが可能になります。そのため、たとえば工具キャビネットやその引出しからの工具取り出し作業がデジタルに記録できます。生産のペーパーレス化にとっては、小さな一歩かもしれませんが、その推進にあたっては重要な一歩となります。生産現場のスタッフが、工具キャビネットやマガジンにある利用可能な工具について、常に最新の情報を完全に把握可能になるからです。

一方、デスクトップ版では、このアプリによって、工具データをExcelファイルからインポートして、それをEVOtoolsの工具データベースに送ることができます。これにより、高速なデータ管理の基盤が整うとともに、ペーパーレスな生産実現に向けた優れたきっかけにもなります。この最初の一歩に続いて、ほかのEVOソフトウェア・モジュールを使うことで、工作機械へと直接つながる生産の連続的なデジタル化への可能性がさらに広がります。

EVOtoolsアプリは、AppleおよびGoogleのアプリストアからダウンロードいただけます。購入ライセンスのもとでも、またSaaS(Software as a Service)としても利用可能です。

欧州では、長年にわたって多数の中小企業の皆様にEVOtoolsをお使いいただき好評を得ています。特にEVOは、主要な工具メーカーと協力して、それぞれのお客様に高機能ながら簡単に使える工具管理サービスを提供してきました。EVO Japan株式会社の社長Jürgen Widmannは次のように説明しています。「将来的には、そうしたパートナー企業に日本市場でも活躍してもらいたいと考え、現在も有力メーカーやサプライヤとの対話を続けています。また、CAD/CAMソフトウェア分野で協力いただけるパートナー企業も募っているところです」。こうした協力関係で目指すのは、とりわけ機械加工や製造業における小規模な企業の皆様を、その生産活動のステップ・バイ・ステップなデジタル化によってご支援することです。

 ご要望に応じて、個別のインタビューもお受けしています。

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