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Tungaloy News

高送り用HLブレーカの拡充でステンレス鋼の高能率加工を実現

ラジアスカッタ『DoTwistBall』シリーズに、高送り用HLブレーカ、新材種等、大幅拡充!

高送り用HLブレーカの拡充でステンレス鋼の高能率加工を実現

株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、ラジアスカッタ『DoTwistBall』(ドゥー・ツイスト・ボール)に、高送り用HLブレーカ、2種類の材種とボディを追加し、2020年11月17日より全国で発売を開始します。

開発背景と特長

ラジアスカッタと、高送りカッタの2通りの使い方が可能な『DoTwistBall』シリーズに、高送り用HLブレーカを追加しました。従来のHJブレーカに比べて切れ味が良く、特にステンレス鋼の高送り加工に最適です。HLブレーカは、すくい角を大きくしたことで切削抵抗が低減され、ステンレス鋼の高能率加工において抜群の性能を発揮します。

また、鋼とステンレス鋼加工用の最新PVD材種AH3225、難削材加工で威力を発揮するAH8015材種も拡充。ラジアスカッタによる倣い加工、高送りカッタでの超高能率加工のいずれにおいても圧倒的な長寿命化が可能です。

さらに、04サイズインサート用カッタボディも拡充。モジュラータイプ、ロングシャンクタイプの設定を拡大したことで、長い突出しが必要とされる加工物に対して、より幅広い選択肢を提供できるようになりました。

『DoTwistBall」の特長
  • 多機能カッタ -『DoTwistBall』には、ラジアスタイプと高送りタイプの2種類のインサートを設定。どちらのインサートでもボディを共用できるので、形状加工や、高能率の掘り込み加工等幅広い加工形態への対応が可能です。また、ねじ一本でインサートを強固にクランプできるツイストクランプテクノロジーを採用。クランプ剛性が高く負荷の高い高送り加工でも抜群の信頼性を発揮します。
  • 用途に合わせて選択できる2種類のインサート - ラジアスタイプでは、独創的な長円形状のインサートを採用。両面仕様で、確実に4コーナを使用できるので、経済性にも優れます。一方、高切込みにも対応する高送りタイプインサートも両面仕様4コーナインサートを採用。切れ刃は大きなすくい角と深いインクリネーションを持つので切れ味が鋭く、切りくず処理性も高いので掘り込み加工でも噛み込みが無く、安定した高能率加工を実現しています。

    主な形番、標準価格

    インサート
  • LNMX0405ZER-HL 1,380円(税込み1,518円)
  • LNMX0405R4-MJ 1,380円(税込み1,518円)
  • LNMX0506R5-MJ 1,660円(税込み1,826円)
  • LNMX0607R6-MJ 1,910円(税込み2,101円)

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