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Tungaloy News

内径加工用工具『BoreMeister』シリーズ 鋼シャンクおよびPSCアダプタを拡充

さらに汎用的な用途へ使用可能なシリーズに拡大.

内径加工用工具『BoreMeister』シリーズ 鋼シャンクおよびPSCアダプタを拡充

株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、ヘッド交換式内径旋削加工用工具『BoreMeister(ボア・マイスター)』シリーズに、L/D=4仕様の鋼シャンクおよびPSC互換のTungCap仕様アダプタ(L/D=2.5, 3, 5)を拡充し、2021年3月2日より全国で発売を開始します。

概要
『BoreMeister(ボア・マイスター)』シリーズは、ヘッドとシャンクの組合せによって、種々の内径旋削加工に対応するヘッド交換式工具シリーズです。
これまで『BoreMeister(ボア・マイスター)』は、特殊な減衰機構を組込んだシャンクを使用することで加工時のビビり振動を大幅に抑制し、L/D=10の驚異的な深穴加工に対応するシリーズとして、高い評価をいただいてきました。

今回、シンプルな鋼シャンクとPSC互換であるTungCap仕様アダプタを新たに設定しました。これによって、L/D=5までのより汎用的な内径加工用途で『BoreMeister(ボア・マイスター)』シリーズをご使用いただけるようになります。

鋼シャンクはL/D=4仕様で、ø16, ø20, ø25、ø32、ø40mmを設定。TungCap仕様アダプタはC4、C6サイズで、L/D=2.5、3、5の長さを標準化します。
また、これらの鋼シャンクおよびTungCapアダプタは、内部給油にも対応します。そのため切りくず排出性が良好で、難削材等の加工において、工具寿命の延長が可能となります。

『BoreMeister』の特長
1. 幅広いラインナップ
様々な刃型、インサートサイズに対応するヘッドを設定。これによって加工形態や被削材に合わせて最適な工具を選択できます。

2. 減衰機構付きシャンクで、深穴加工でのびびり発生を抑制
長い突出しでの深穴加工において、切削時に発生する振動を打ち消す特殊な減衰機構を内蔵。これにより、最大L/D=10の深穴内径旋削加工においても安定した加工を実現します。
また、シャンクとヘッドの篏合部分には精密な加工を施されたセレーションを付加。高い取付け精度と高剛性で、安定した加工を可能にします。

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