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FARO®は複数のレーザーラインプローブを備えた新製品Quantum Max FaroArmをロンチ

最速かつ最も正確なポータブル測定ScanArm.

FARO®は複数のレーザーラインプローブを備えた新製品Quantum Max FaroArmをロンチ

3Dメトロロジー、AEC(建築、エンジニアリング、建設)および公衆安全分析における、3D測定、イメージング、リアル化ソリューションで世界をリードするFARO Technologies、Inc.(NASDAQ:FARO)はホットスワップ可能な3つの専用レーザーラインプローブ(LLP)を搭載した最先端のポータブル測定ツール、Quantum Max ScanArmを発表した。

小型から中型までの測定ニーズを満たすためにデザインされたLLP(xR、xP、xS)はスピード、精度、解像度のいずれかを妥協する必要がなく、強化された性能とスキャン能力を持つQuantum Maxは価値と生産性を30%以上向上させる。各LLPはFARO CLR(Continuous Light Rectification)技術が採用されているので、暗い表面や半透明な表面、また、反射しやすい表面でも最高品質のスキャンデータを得ることができる。従って、スプレーや時間のかかる表面処理、清掃は不要で、完成品の汚染を回避する。

「次世代のQuantum Max ScanArmを使えば、検査作業を可能な限り迅速かつ正確に行うことがかつてないほど容易になります。プローブの交換はわずか数秒で素早く簡単にでき、再補正の必要もないので、実質的に中断することなく検査を続けられます」と、FARO製品マーケティング担当シニアディレクターのオザン・ウルグ(Ozan Ugurlu)は述べる。

新しいFARO LLP製品群の特長

  • xR:高精度な作業や部品の公差の厳しい領域に適しており、取得できるデータの精度と解像度が最大30%向上
  • xP:「xR」の解像度と「xS」のスピードが組み合わされ、バランスと精度が調和されたことで全体的な生産性が向上
  • xS:データ収集速度を最優先しており大きな部品や広い面積に最適。幅広のレーザーストライプにより、1回のパスで2倍の範囲をスキャンし、65%以上のデータ収集速度を実現

Quantum Maxは各LLPをシームレスに交換できるキネマティック方式のマウントを採用し、スピードとアクセス性をさらに向上した。ポータブル測定アームには小型で軽量のエンドエフェクタが装備され、作業者の疲労を軽減し、更に手の届きにくい狭い場所へのアクセスを改善する。

Quantum Maxはスマート・ファクトリーへの対応を可能にするFARO CAM2®ソフトウェアと、RPM (Repeat Part Management) 機能に完全に準拠し、事前にプログラムされたガイド付き検査ルーチンが実行可能だ。作業者は同じ検査手順を実行できるので、ばらつきを最小限に抑え、再現性を最大限に高めることが可能だ。

「最新のQuantum Max ScanArmは我々の期待を上回るものでした。長年にわたる業界の専門家としての経験から、適切なLLPは必ずしも『一台で万能』ではないことを知っていました。部品、あるいは部品上の特定の形状や領域によっては、可能な限り正確なスキャンが必要です。しかし、その他の部品や領域では、生産速度を維持するためにスキャンを早く終わらせることが最も重要です。Quantum Max ScanArmはその両方を解決します」と、Real Street Performance社のマネージングパートナーであるクレイ・マーシュ(Clay Marsh)は語ります。

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