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Seco Tools

セコ・ツールズの油圧チャックとリダクションスリーブで、工具保持の煩わしさを解消

メーカー各社は、機械加工固有の課題に、コスト効率に優れた方法で対処する必要があります。セコ・ツールズはこの目標を念頭に、多種多様な油圧チャックと付属のリダクションスリーブを販売しています。3 つのタイプがあり、それぞれ、複数のサイズのツールシャンクに対応できるため、工具の場所を節約できます。油圧チャックとエクスパンションスリーブは、360°のツールシャンク保持力と精密なセンタリングにより、高い信頼性と優れた機械加工性能、非常に長い工具寿命を実現しています。


操作性と汎用性に優れている
工具保持のシンプルさ、操作性、汎用性を実現するため、セコ・ツールズ油圧チャックには、HC コンベンショナル、HCR 強化、HCS スリムの 3 つタイプがあります。HC コンベンショナルタイプは、保持の精度が高く、ドリル加工、リーマ加工、軽切削軽量フライス加工に向いています。HCR 強化タイプは汎用的なソリューションです。保持の効率性に優れ、HSM から HPM まであらゆる用途と、円筒シャンク、ウェルドン、ホイッスルノッチなど、すべての種類のツールシャンクに対応します。HCS スリムタイプは、高速で 5 軸加工する際、深くて狭い、部品の腔にアクセスする場合に向いています。

セコ・ツールズの製品マネージャー、Yves Heitz は次のように述べています。「複雑な工具保持システムでは、オペレータの怪我を避けるために特別な注意とトレーニングが必要になるだけでなく、時間とコストが余分にかかります。セコ・ツールズ油圧チャックとリダクションスリーブでは、そうしたリスクはなく、余分なメンテナンスも不要で、切除箇所に速やかに到達できます。必要な工具が少なくてすみ、工具保持の汎用性に優れています」

幅広いサイズの切削工具に対応できるように柔軟性を向上するため、油圧チャック用の 05FHC スロット付きリダクションスリーブは、1 つのホルダで様々なシャンク径に対応します。これらのツールは、工具貫通部または周辺部の冷却が可能で、メートルまたはインチサイズの工具に対応しています。

振れが少なく、精度が高い
Heitz によると、スピンドルの速度が速いと、工具ホルダの振れの制御は避けられないとのことです。セコ・ツールズの油圧チャックとエクスパンションスリーブは、例えば、最大 25,000 rpm の回転数で機械加工を行う際の、振れと振動を最小限に抑えます。工具保持を心配する必要がなくなり、特殊なホルダでコストアップになることもありません。

セコ・ツールズの油圧チャックは、振動を抑制するために、内部リザーバを内蔵しています。オイルが 360°の強力なツールクランプ力を生み出し、六角ボルトを回すだけで、自然の振動減衰システムとして作用します。さらに、リダクションスリーブが均一かつツールシャンク全体に圧力をかけることで、センタリングの精度と保持力を向上しています。

スロット付きリダクションスリーブには、シールド処理された、周辺部冷却タイプがあり、油圧チャックは、セコ・ツールズのすべての円筒工具に対応しています。本ホルダは、HSK、DIN、BT、BT テーパ/フェース、CAT など、工作機械の一般的なスピンドルインターフェースすべてに対応しています。

テーパ/フェースと円柱形のストレートシャンク。メートルシャンクツールは、チャック ID で直接締め付け、インチシャンクは、リダクションスリーブを使用して保持します。

セコ・ツールズの油圧チャックとリダクションスリーブの機能と仕様についての詳細は、お近くのセコ・ツールズ営業所までお問合せいただくか、https://www.secotools.com/article/m_7244 をご覧ください

https://www.secotools.com/article/123353



セコ・ツールズの油圧チャックとリダクションスリーブで、工具保持の煩わしさを解消
Seco Hydraulic Chucks

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