www.metalworkingmag.jp
30
'24
Written on Modified on
Tungaloy News
ヘッド交換式エンドミル『TungMeister』 面取り用ヘッドに「AH715」材種を拡充
株式会社タンガロイは、ヘッド交換式エンドミル『TungMeister』の面取り加工用ヘッドに「AH715」材種を拡充しより全国で発売を開始します。
tungaloy.com
製品の特長
『TungMeister』は画期的な先端交換式エンドミル。
加工ヘッドは、スクエア型、ボール型、Tスロット型から、平面加工用、ねじ切り用まで幅広くラインアップ。
シャンクも取付径、長さ、材種のバリエーションが豊富。
加工ヘッドとシャンクの組合せは13000通り以上。最適な工具と突出し長さの組み合わせ選択可能。
ヘッドの交換は非常に簡単。従来のソリッドエンドミルに比べて1/10の時間で完了。機械の停止(非加工時間)を大幅に短縮可能。
拡充品のポイント
面取り加工用のVCP形ヘッドとVCW形ヘッドに「AH715」材種を拡充。
VCP形は汎用的な面取りカッタで、今回工具径ø20mmで面取り各30°、45°、60°の3種類のヘッドを拡充。
VCW形は、独自の形状で貫通穴の裏面取り加工も可能なユニークな面取りカッタ。
「AH715」材種は積層構造のPVDコーティング膜と、耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れた専用超硬母材を組み合わせた材種。特に、耐摩耗性に優れており、高速加工時に安定した長寿命が期待できる。
おすすめのユースケース
比較的複雑な形状の部品で、穴入口、稜線に限らず面取りの必要な箇所が多数あり、加工数量も多い。汎用的で長寿命の面取り工具を探している場合。
穴あけ後の貫通部裏側に面取り加工が必要だが、裏返すと干渉があって工具が届かない。穴あけと同じ方向から裏面取り加工を行いたい場合。
多数の面取り加工を高速加工で能率を上げ、寿命も維持したい場合。
www.tungaloy.com