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Tungaloy News
平面加工用カッタ『DoPent』 非鉄金属加工用「AJ形」インサートを拡充
株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は平面加工用カッタ『DoPent』シリーズに勝手なし仕様の非鉄金属加工用「AJ形」インサートを追加し、2024年8月26日より全国で発売を開始します。
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製品の特長
『DoPent』は、経済的な五角形両面仕様10コーナインサートを採用した平面加工用カッタ。
『DoPent』は大きなすくい角を備えたインサートと最適な配置によって、他社品に比べ切削抵抗(合成値)を30%、背分力を50%も低減。そのため特に薄板などの剛性の低いワークの加工にも最適。
ボディ剛性を低下させずに刃数を増やせる「SS-FiT機構」を採用。高剛性化と多刃化を両立したボディとの組み合わせで、さらなる高能率加工に対応。
カッタボディは工具径ø32~ø315mmまで幅広くラインアップ。左勝手ボディも設定しており、両頭カッタなどに使用可能。
インサートは、汎用のMJ形、低抵抗タイプのML形やワイパーインサートなど6種類を設定。勝手無しタイプインサートも設定しており、左勝手カッタにも搭載可能。
拡充品のポイント
左勝手ボディでも使用できる、勝手なし仕様の非鉄金属加工用「AJ形」インサートを追加。
外周研削+すくい面鏡面仕上げ仕様でシャープな切れ刃を実現し、同時に加工時の刃先への溶着を抑え、光沢のある高品位な加工面を実現。
大きなすくい角と、深いインクリネーションを持ち、左勝手ボディでも低抵抗と優れた切りくず処理性を実現。
耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れた微粒超硬合金「KS05F」を採用。抜群の信頼性と安定した寿命性能発揮。
おすすめのユースケース
両頭カッタを使用したアルミのブロック加工において、コーナ数が多いため、左右のカッタでインサートを共通化できる工具を探している場合。
銅やアルミなどの非鉄金属加工、鋼製部品加工も行っている状況下において、被削材ごとにインサートを使い分け、カッタは共通化したい場合。
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