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Hainbuch

新製品:トップラス(TOPlus)プレミアム・チャック、精度5μm以下を実現

ドイツのクランプ装置メーカーであるハインブッフ社は、六角形状チャック・シリーズにおける新たな一歩を踏み出します。 2006年に革新的な六角形状コレットを採用したトップラス(TOPlus)チャックを発表し、そのわずか1年後には計測技術を組み込んだトップラスIQ(TOPlus IQ)を開発、さらに2012年にはチャック外径を最小化し重量を大幅に軽減したミニタイプを発売しました。このたびハインブッフでは、新たに高精度仕様のトップラス・プレミアム・チャックを標準品として発表いたします。

新製品:トップラス(TOPlus)プレミアム・チャック、精度5μm以下を実現
高精度仕様クランピングヘッドを備えた振れ精度5μm以下のトップラス・プレミアム・チャック。

芯出し不要で高い振れ精度を実現
ハインブッフ社のチャックは高い振れ精度を提供してきました。チャック取付時に芯出し調整を行えば、コレット脱着時の繰り返し精度はほぼゼロになります。様々なアダプターを装着した場合でも、芯出しレスで振れ精度は3~7μmの範囲に収まります。しかしながら、更に高い精度を要求される場合は、高価な油圧式ハイドロチャックやダイアフラム式チャックでしか対応できませんでした。最新の金属加工では振れ精度が5μm以下の部品も増えつつあります。ハインブッフ社は、それらの要求にこたえるために、新製品トップラス・プレミアム・チャックの販売を開始いたします。トップラス・プレミアム・チャックと高精度仕様クランピングヘッドを使用した場合、振れ精度5μm以下を保証します。エンドストップを合わせて使用すれば安定した精度が得られます。多品種少量生産でも芯出し調整に時間を取られることなく、様々な加工に柔軟に対応可能です。
 

新製品:トップラス(TOPlus)プレミアム・チャック、精度5μm以下を実現
新しいトップラス・プレミアム・チャックでは振れ精度5μm以下を保証します。

自動ローディングがいっそう簡単に
時間やコスト削減のため、工作機械へのワーク・ローディングにロボットがよく利用されています。しかし、チャックの開閉ストロークが小さ過ぎる場合は、問題が生じかねません。トップラス・プレミアム・チャックは開ストロークが1mmあるため、ロボットによるローディングが容易に行えます。加えて、非常に堅牢であり、他の高精度なクランプ装置のようにデリケートではありません。ローディング中もワークとの接触が少ないため、チャックに影響を及ぼすことなく、安定した加工が可能です。さらに、切粉の侵入に対するシールや防振性も備えています。このトップラス・プレミアム・チャックは、比較的薄肉の中空部品と中実部品のいずれの加工においても、遠心力によるクランプ力のロスが少なく安定して把持できます。トップラス・プレミアム・チャックは、他のチャックと同様にアダプターシステムの利用が可能です。外径クランプから内径クランプ、三つ爪アダプターへの変更が2分以内に行えます。

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